30年以上前、ALLIEDは農場や処理場グループと直接パートナーシップを結ぶインシュレーション(高機能断熱素材)企業として産声を上げました。1980年代初頭にかけてアウトドア市場が急激な拡大を見せる中、当時の市場に流通していた既製品とは一線を画す、圧倒的な高品質ダウンフィルの開発と供給が急務として求められるようになったのです。
世界各地の生産農場と直接手を携えることにより、ALLIEDは徹底した品質管理を確立しました。そして、サプライチェーンの透明性やトレーサビリティという概念が業界の重大な課題として認知されるようになるはるか以前から、台頭しつつあった新進気鋭のブランド群に対して、揺るぎない完全なトレーサビリティと透明性を提供し続けてきたのです。
2012年、ALLIEDは、当時誰もがトレーサビリティの確立など不可能であると信じ込んでいた複雑怪奇なサプライチェーン全域にわたる深い知見と専門性を武器に、The North Face(ザ・ノース・フェイス)との共同作業を開始しました。それはのちに、業界標準となる「RDS(レスポンシブル・ダウン・スタンダード)」の礎を築く偉大な第一歩となったのです。
繊維産業全体の公共財として活用されるべくテキスタイル・エクスチェンジ(Textile Exchange)へと寄贈されたこの基準は、現在ではアパレルおよびアウトドア市場において、最大規模かつ最も広く普及したアニマルウェルフェア(動物福祉)認証の一つへと成長を遂げています。
ALLIEDは、未踏のサプライチェーンを開拓し、独自の希少素材を提案し続けるとともに、これまで不鮮明であったトレーサビリティの仕組みや啓蒙教育を史上初めて消費者のもとへダイレクトに届けることで、いまなお業界の常識を革新し続けています。